パスについて説明する前にパスの取得方法を早速お教えしちゃいます。
パスの取得方法
取得したいフォルダーやファイルにカーソルを合わせます。
シフトキーを押しながら右クリックしましょう。
すると、パスのコピーという項目がでてきますので、クリックするとクリップボードにコピーされています。
どうですか?簡単でしょう。
これでいちいち階層をたどる必要がなくなりました。
パスとは
パスとは住所です。
hello-world.xslxというエクセルファイルを探したい場合、パソコンの中のどこに住んでいるかという住所がパスです。
例:パスはC:¥Programing¥Excel¥Hello-World.xslxという風に表記します。
これを解説します。
パス=住所
私たちの住所でいうと、日本の中の大阪府の中のチョメチョメという風に、
Cドライブの中のProgramingっという名のファイルの中のExcelという名のファイルの中のhelloーWorld.xslx
という風に住所(パス)を表します。
ファイルを指定するときは最後のファイル名+拡張子まで必要です。
ほとんどの場合CドライブのC:から始まりますが、DドライブならD:スタートになりますので注意。
途中途中の¥は、階層の区切りをあらわしています。
Windowsでは¥が多いですが、/でも同じ意味を表します。
階層
住所の区切れ目を階層と呼びます。
私たちの世界は並列ですが、PCの世界は直列なので、ファイルの階層というのはだんだん深くなっていきます。
「個人」というファイルの中に「画像」というファイルと、「動画」というファイルがあり、「画像」というファイルの中にたくさんの画像が、「動画」というファイルの中にたくさんの動画があるように縦の階層です。
パスの種類
パスには絶対パスと相対パスの2種類があります。
基本的にはどちらで指定しても問題ないことが多いですが、どちらがその場に適しているかはその時によって変わります。
絶対パス
絶対パスは私たちでいうと、住所を0から、
つまり、国名から始めるということです。
私たちは地球に住んでいて、その中でも日本に住んでいます。
地球の中で、アメリカやフランスに住んでいる人もいますので、国名からスタートします。
地球から始めない理由は、地球に住んでいるのは全員共通だからです!
えっ火星人もいるって?でもそれは確立していないし、火星人の住所を書く機会がありますか?可能性として0です。
ので、国名からスタートするようにPC内でもドライブの種類から始めます。
このように0から記述するのが、絶対パスです。
相対パス
相対パスは今自分のいる位置を基準に相手(求めているファイル)の住所(パス)を指定します。
少しわかりずらいですね。
例で解説します。
仮に私が「犬手県犬市手町4」に住んでいるとします。
そして指定先が「犬手県犬市犬ノ手町3」に住んでいるとします。
すると、私と相手は同じ県同じ市に住んでいて町から先が違うことになりますね。
すると私から見た相手は一つ上の階層、つまり町の部分が犬の手町の3になります。
自分の階層を基準に相手を指定するのが相対パスです。
実際のファイルなら私(今開いているファイルなど)「C:¥ABC¥あいう¥1.exe」
相手(指定先)「C:¥ABC¥あいう¥2.exe」の場合は同じ階層です。
お隣さんということです。
相手(指定先)「C:¥ABC¥かきく¥1」の場合、一つ上の階層があいうでなくかきくなので、一つ上の階層のかきくの中の1になります。
相対パスの書き方
では、理解できたところで書き方です。
同じ階層の場合ファイル名だけでOKです。
先ほどの場合「2.exe」です。
一つ上の階層は「../」で表します。
先ほどの場合だと「../かきく/1.exe」です。
このスラッシュは¥と同じです。